やっぱりカードローンを利用しているとイメージが悪いものなの?

あなたは、カードローンを利用している人のことを、どう感じますか?やはり、悪いイメージの方が強いものでしょうか。

カードローンというと、一昔前は、「サラ金」と呼ばれた悪いイメージがあります。サラ金とはサラリーマン金融のことで、サラリーマンが小遣い銭に困ったときにちょっと借りるものという、だらしないようなイメージがついてしまったのです。ですから、カードローンを女性が利用するなんてもってのほかでした。

しかし現在では、女性も学生もカードローンを堂々と利用している世の中です。昔に比べて、女性がどんどん働くようになったこともあるでしょう。しかし、それだけではありません。

カードローン会社は、こぞって、イメージを良くしようと努力している結果でもあるのです。サラ金・借金という悪いイメージから脱するために、テレビコマーシャルに有名タレントを起用したり、レディースローンなるものを使って、女性の柔らかくクリーンなイメージを利用したり、また、かわいいイメージキャラクターを利用したりと、競争が激しいです。

また、日本人には馴染みの薄い「カードローン」や「キャッシング」などのカタカナ言葉も、クリーンでかっこいいイメージに一役買っているでしょう。

ですから、カードローンのイメージは、昔に比べて決して悪いものとも言えません。とはいえ、決して、良いものでもありません。

そもそも、お金を借りないと生活できない状況は一般的ではありません。支払わなければならないものと収入は比例しないと、生活は破綻します。ですから、病気になったり、事故にあったりして急にお金が必要になったときのために、保険があるのです。

人命に関わる危機的状況は保険があると誰もがわかっていますから、カードローンを利用するということは、人命にかかわらないことでお金に苦しんでいるのだろう=贅沢な生活をしているのだろうと思ってしまうのです。ですから、カードローンを利用しているというだけで、贅沢な暮らしをしないとならない、または、ルーズな性格である、と、印象付けられてしまうのではないでしょうか。

返済もきっちりしているのだからなんの後ろめたいことはないはずなのですが・・・お金を借りるという性質のカードローンは、イメージを完全に良いものにするのは難しいといえるでしょう。

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